フィルターの条件とワイルドカードについて

ここでは、文字列を指定したフィルターの比較条件と、ワイルドカードについてご説明します。

含まれている文字列の比較条件について

フィルターでは、任意の文字列を指定して、その文字列がメールの各項目とどのように一致するかを比較することができます。

指定する文字列にはワイルドカードも使用できます。

ワイルドカードについては、以下をご覧ください。

フィルターのワイルドカードについて

選択できる比較条件については、以下の通りです。

※ メールの[本文]の文字列を指定する場合は、[次の文字列を含む]または、[次の文字列を含まない]のみ選択できます。

選択できる比較条件
完全に一致 指定した項目が、指定した文字列と完全に一致するかを比較します。
たとえば、[件名]に対して「りんご」と指定した場合、完全に一致する「りんご」という件名のみが該当します。
(「りん」、「私のりんご」、「りんごの木」などの件名は完全に一致していないので、該当しません)
次の文字列に完全には一致しない 指定した項目が、指定した文字列と完全に一致しないかを比較します。
たとえば、[件名]に対して「りんご」と指定した場合、「りんご」という件名以外の全てのメールが該当します。
(「りん」、「私のりんご」、「りんごの木」などの件名は完全に一致していないので、該当します)
次の文字列を含む 指定した項目に、指定した文字列が含まれるかを比較します。
たとえば、[件名]に対して「りんご」と指定した場合、「りんごのケーキ」や「デザートにりんご」などが該当します。
次の文字列を含まない 指定した項目に、指定した文字列が含まれないかを比較します。
たとえば、[件名]に対して「りんご」と指定した場合、件名に「りんご」を含まない全てのメールが該当します。
次のワイルドカード条件に一致 指定した項目が、指定したワイルドカードを含む文字列と一致するかを比較します。
次のワイルドカード条件に一致しない 指定した項目が、指定したワイルドカードを含む文字列と一致しないかを比較します。

フィルターのワイルドカードについて

フィルターに指定する文字列にワイルドカードを使用することができます。
ワイルドカードとは、「何か任意の文字」を表す記号です。

フィルターで使用できるワイルドカードは、「*」と「?」の2つです。

アスタリスク(*)

アスタリスク(*)は、「0文字以上の任意の文字」を表します。

具体例

指定する条件 一致する文字列の例
ミルク*ティー 「ミルクティー」、「ミルクジンジャーティー」などの文字列が一致します。「ロイヤルミルクティー」は一致しません。
赤*服 「赤い服」、「赤色の服」などの文字列が一致します。
完全一致条件の場合は、「赤い服を買う」は一致しません。

疑問符(?)

疑問符(?)は、「任意の1文字」を表します。

具体例

指定する条件 一致する文字列の例
りんご?ジュース 「りんごのジュース」、「りんご(スペース)ジュース」などの文字列が一致します。「りんご味のジュース」は一致しません。

「アスタリスク(*)」や「疑問符(?)」を文字として使いたい場合

「アスタリスク(*)」や「疑問符(?)」をワイルドカードではなく、その文字自体として指定したい場合があります。
その場合は、ワイルドカードのすぐ前に、バックスラッシュ(\)を入れてください。

具体例

指定する条件 一致する文字列の例
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